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仕事のいい所・悪い所

回復期リハビリテーション病棟の大部分は、他職種を含めたチーム医療の体制を組んでおり、 日々のカンファレンスの中で患者様のリハビリテーションの方向性を決定していきます。
医師や理学療法士・作業療法士、言語聴覚士等のスタッフとともに、その日の患者様の様子やリハビリの進捗具合を確認し、 お互いに相談しながら、再度調整を図ります。そのため、看護師間だけでなく、 各専門職のスタッフから各専門分野の知識や退院後の利用できる社会制度などについて助言を受けたり、 勉強会が開催されたりと、学ぶ機会が多くあります。

しかし、回復期リハビリテーション病棟は急性期病院と比較して医療処置が少なく、主に日常生活援助が中心であるため、介護的な業務が多いともいえます。 その一方で、患者様とじっくり向き合い、回復のステップを目の当たりにできることや他職種のスタッフと連携して看護展開していくことにチーム医療の重要性が実感でき、 学びややりがいを感じる利点があります。

疾患後の回復していくメカニズムを知るという点は、回復期ならではの経験や勉強ができる部分です。 回復期リハビリテーション病院はこの10年程度で約6万床まで増加しつつあり、 2012年の診療報酬改定により、今後一層の看護師需要が見込まれる職場でもあります。

また、多くのスタッフがプライベートと家庭を両立しています。患者様の突然の容体変化などもありますので、残業が全くないわけではありませんが、救急指定がなく、計画入院・予定退院が多いため、 他の科に比べ突発的な残業が少ない傾向にあります。そのため、ワークライフバランスを取りやすい職場として、 子供が小さく育児の時間が多い看護師や結婚を控えるなど家事への労力が多い看護師などに人気があります。

つまり、回復期リハビリテーション病棟の大きなメリットのひとつは、残業が少なくプライベートの時間を大事にできることです。 病院によって残業時間や夜勤の回数、全体的な忙しさ、体制などはそれぞれ異なるので、 業務内容や院内の雰囲気、病院として力を入れている疾患などをよく確認した上で、 実際に働いている人から話を聞くのがいいかもしれません。