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他病棟との違い

回復期リハビリテーション病棟は症状の回復が目的で、全身状態が安定している患者様が対象となるため、 緊急の処置や治療はなく、日常生活の援助が主な内容となります。

入院期間は最大でも脳血管疾患や脊髄損傷の場合180日、大腿骨、骨盤骨折などの整形外科の場合は90日であり、症状の回復が止まればもっと早く転院になります。 ただし、回復期リハビリテーション病棟といっても、その病院によってどのような患者様を受け入れているかによって治療の内容や業務内容、勤務形態も大きく異なってきます。

治療だけでなく、レクリエーションや地域交流の実施やその内容など患者様のQOLに影響するような取り組みやその他心理的ストレスに対するケアの取り組みが行われているなど、 病院によって様々な特徴があります。また、多くの他職種とのチーム医療が特徴ですが、担当医、各訓練科(理学療法士・作業療法士・言語療法士)、MSW(医療ソーシャルワーカー)、 CW(ケースワーカー)などの専門スタッフを配置している病院が多いです。

全国的に見ると看護師の人員配置として、看護基準15対1以上の体制をとっているところが多く、3交代もしくは2交代勤務、 もしくは併用といった変則勤務を展開している病院が多いようです。

夜勤体制は、看護職員だけでなく介護職員に補助業務を負わせるところもあります。多様な勤務体制で患者様の必要な時に必要な人員を確保するなどの調整を行っているため、 早出・遅出勤務、パートタイムや日勤固定など生活スタイルに合わせた勤務形態も可能です。 また、一人の患者様とじっくり向き合い、長期に及びケアを展開するため、病棟の雰囲気として比較的穏やかなイメージがあります。 そのため、スタッフ間の人間関係も良好で、年間離職者が少ないのも特徴です。

看護師の年齢層は他病棟と比べると、平均年齢が高いのも特徴かもしれません。